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2004.11.01徳永英明です

新潟では未だ地震が続いてる
多くの死傷者が出て新潟の人たちは大変だと思う
台風でも各地で死傷者が出て
自然の脅威の前では人間なんて何もできやしない
古代だったら地の神様、空の神様、風の神様に歌と踊りを捧げ続けてただろう
怒りを鎮めるにはそういう手段をとっていたかもしれない
だからといって僕が歌を歌ったところで何が変わるわけではないかもしれないが
あの新潟の地震以来コンサート中、気がつけばホールの天井を見上げて歌っている
意識的にしているわけではないがあの地震の日、その瞬間からそうなっている
歌は人々の心を癒すと思っている
ならば地球の心も癒せるかもしれない
僕は日本人すなわち地球人である
歌という歌が、踊りという踊りがこの地球を癒せたら
人間もあらゆる苦しみから解放されるにちがいない…そう思いたい

徳永英明